Japanese

アーティスト名のXika Meiは、彼女のニックネームのMeiに由来する。家族は幼い彼女をそう呼び、今も周りからそう呼ばれている。

そんな家族も、彼女が音楽への道に進むことには後ろ向きだった。
誰の助けも得られないまま、多くの反対を押し切って、全ての仕事を放棄した彼女。夢に向かって生き始めた彼女は、努力を続ければ運命が導いてくれると信じていた。
大学で人類学を学ぶ最中も、卒業後に複数の企業でマーケティング責任者として働いているさなかでも、夜はレッスンに通った。
家族に知られぬようメモリースクールバルセロナ、そしてシルバースタジオスクールで演劇、歌、ダンスを学び、いつしか大御所のMariona Castillo、メキシコのMiguel Manzoの楽曲に加わることになった。

バルセロナで生まれ、物心つく前から曲を書き始めたXika Mei。幼年期より、内から湧き出るものを表現するために物語や詩を書き、父親の古いギターを、独学で弾き始めた。

そんな彼女の楽曲は、彼女自身の悲しい恋の結末から閃いたもの。そして、その楽曲が、彼女自身を立ち直らせ、強くさせた。
二年ほど前、骨折してしまったXika Mei。ギターが弾けなくなり、合わせて家と仕事を失った絶望の淵でも、安い鍵盤を調達して作曲を続けた。自分自身と、他のアーティストへの楽曲提供のため、曲を書き続けている。

「運命が、つらい時間ばかりを与えてきたけど、諦め切れなかった。一人でも自分を認めてくれる人がいれば、私は幸せ」
彼女の夢の一つは、いつか日本で、多くの人の前で歌うこと。